絵本のなる木

2児(両方男の子)の父が、毎晩の絵本読み聞かせを通して、おすすめ絵本を紹介していきます♪お楽しみに☆

往年の名作「はなをくんくん」

はなをくんくん (世界傑作絵本シリーズ)

はなをくんくん (世界傑作絵本シリーズ)

初めて読み聞かせした子どもの年齢

長男…0才6ヶ月
次男…0才6ヶ月

作者紹介

ルース・クラウスさんは「ぼくはきみで きみはぼく」などの作品があります。画家のクロケット・ジョンソンさんと結婚し、ご夫婦で「にんじんのたね」などの作品も発表されています。

マーク・シーモントさんは代表作に「ぼくはめいたんてい」シリーズがあります。私は「木はいいなぁ」も好きです。

木島始さんは詩人や翻訳家として幅広く活躍されています。童謡で「もぐらのうた」なども手がけられています。「もぐらのうた」は日本童謡賞受賞作です。

あらすじ

雪深い森が舞台です。のねずみやくま、リスやかたつむり、みんな眠っています。

突然、いっせいに目を覚まし、はなをくんくん。みんなにおいのする方へ駆けていきます。
その先にあるものは…。

読んでみました

マーク・シーモントさんの絵は雪の降り積もる森を、白黒で丁寧に表現されています。

しんしんと降る雪の静寂さが伝わってきます。動物たちもリアルながらも表情があり、愛嬌が感じられます。

ラストに、お花にだけ色をつけ、雪深い森への春の訪れを鮮やかに描き出しています。

木島始さん訳のルース・クラウスさんの文は、とても短いですが、その分小さい子どもにもわかりやすいと思います。

読み聞かせの対象年齢は2~3才からとなっていますが、我が家では0才の後半から読み聞かせに使っていました。

子ども的にはくまさんが好きだったので、くまさんが走っているだけでも楽しいようでした。

「はなをくんくん」という語呂もいいですね。耳について離れなくなります。

読み聞かせしていると、子どもも一緒に「はなをくんくん」と声を合わせてくれることもありました 笑。

みんなはなをくんくんし、みんなかけてく、ぞろぞろとすごい数の動物たちがかけてく。

その先に何があるのだろう、 とわくわくしますよね。

そして最後にみんなの笑いがはじけます。

ただひとつの、小さなお花が、動物たちの中心で咲いている。

その回りではしゃぐ動物たちが、冬眠中の生き物にとって、春の訪れがどんなに心躍ることなのかを教えてくれます。

この桜の季節に、ふと思い出したように寝る前の読み聞かす絵本にチョイスした次男。偶然かもしれませんが、ナイスチョイスでした 笑。

木になるところ

「はなをくんくん」原作の題名は「THE HAPPY DAY」となっています。

冬の終わりに、春の兆しを初めて見つけた日。

こんなに嬉しくて愉快な日はない、ということでしょうか。

そして、その題名を「はなをくんくん」とした訳者の木島始さん。

そのセンスには脱帽です。素晴らしいの一言!