絵本のなる木

2児(両方男の子)の父が、毎晩の絵本読み聞かせを通して、おすすめ絵本を紹介していきます♪お楽しみに☆

おおきなネコに乗って、空をただよう「ねことクラリネットふき」

ネコとクラリネットふき (おはなし広場)

ネコとクラリネットふき (おはなし広場)

たまにはいろいろほったらかして、こんな大きなねこに乗って空を気ままに漂いたいなぁ

初めて読み聞かせした子どもの年齢

長男…5才7ヶ月
次男…3才1ヶ月

作者紹介

岡田淳さんは元小学校の図画の先生です。定年まで勤めあげたそうなので、執筆活動の大半は教員業務の傍らということになるのでしょうか。すごいですね。

学校を舞台にした物語や、小学生が主人公の作品が多く、中高学年向けですが、「びりっかすの神様」や「二分間の冒険」「放課後の時間割」など数多くの名作があります。私はほぼ全て読ませていただいております。オススメですよ。

あらすじ

ある日、主人公が仕事から帰ると、家の前に一匹のねこがいました。ねこは主人公の奏でるクラリネットの音色が大好きのようです。ねこはクラリネットの演奏を聴くと、大きくなるようでした。
ねこはどんどん大きくなって、ベッドよりも大きくなって、やがて家よりも大きくなって…。

読んでみました

とにかくねこがかわいいですね。モフモフとどんどん大きくなっていきますが、途中、ねこのお腹の上で主人公が横になる場面などは、もはや「トトロ」です 。

そのうち空でも飛び始めるんじゃないかと思っていると、本当に空を飛びます 笑。

それが実に気持ち良さそうで、空をただようねこの背中で、クラリネットのコンサートをしているところなど、目を細めて見ちゃいます。

文は少し長めで、三才の次男には難しかったようですが、年長さんの長男は楽しんでいました。

「もっと大きなねことくらすことは、もっとステキなことでした」
「びっくりするくらい大きなねことくらすことは、びっくりするくらいステキなことでした」

といった感じで、繰り返しの言葉を多く使っているので、言葉遊びのような雰囲気もあり、文の長さほど長くは感じないかもしれません。

全体を通して、温かみのある言葉が多いのも岡田淳さんの作品の特徴かと思いますが、読んでいて自然と朗らかな気分になります。

物語はしっかりとした結末はなく、主人公のクラリネットふきと大きなねこの旅がずっと続いていく感じでおわります。

このおわり方もいいですね。
大きなねこに乗って世界の空を旅して回り、必要な分のお金や物だけを、クラリネットを演奏して頂戴する。
そんな生活、送ってみたいですね。
こんな風に、憧れるような時や、世界、発想に導いてくれるのも、岡田淳作品の醍醐味でもあると思います。

しかしながら、ひとつ、作者の岡田淳さんも、あとがきのような著者紹介の欄で心配しております。

このねこ、どこまで大きくなるのでしょう?
( ̄~ ̄;)

そのうち地球くらいになってしまうのかもしれない、と私も岡田淳さん同様、ひそかに心配しているところです 笑。

木になるところ

本作ともうひとつ別の絵本、今回はブログでどちらを取り上げようかな?と迷い、長男に「どっちがおもしろかった?」と尋ねてみました。

長男、ちょっと考えて「こっち!」と本作を選びました。なんで?と尋ねると「ねこがおおきいから」とのことでした。なんじゃそりゃ? 笑

私は個人的に岡田淳さんの作品が好きなので、理由はともあれ長男も好んでくれたことは嬉しくもありました。

ただ、もう少しで6才になる長男、最近「今日はいいや」と寝る前恒例の読み聞かせを辞退するようになってきました。(・・;)

ああ、ついに絵本離れの時期がきてしまったか、とちょっとさみしい今日この頃です(/。\)

さて、どうなるか。長男はこのまま絵本から遠のいてゆくのか!?
続報をお待ちくだされ。。。