絵本のなる木

2児(両方男の子)の父が、毎晩の絵本読み聞かせを通して、おすすめ絵本を紹介していきます♪お楽しみに☆

3才になった子どもが久しぶりにハマりまして。「おたすけこびとのまいごさがし」

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ある雨の日に、私たちの足下では、こんなかわいい救出劇が繰り広げられているのかもしれません。

おたすけこびとのまいごさがし

おたすけこびとのまいごさがし

  • 作者: なかがわちひろ,コヨセ・ジュンジ
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2011/06/16
  • メディア: ハードカバー
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初めて読み聞かせした子どもの年齢

長男…5才7ヶ月
次男…3才1ヶ月

作者紹介

なかがわちひろさんは絵本や児童文学をかかれ、翻訳家でもあります。ご自分で絵も担当された作品もいくつかあるんですね。多才です。
ご自身のHPがありましたので、貼り付けておきます。
https://chihironn.com/
コヨセジュンジさんはバイク雑誌などでイラストを描かれていたようです。本作には沢山な重機やヘリコプターなどがでてきますが、どれも精巧に描かれているのに驚かされます。

あらすじ

雨の日、おばあちゃんの仔猫が迷子になりました。
さあ、おたすけこびとたちの出番です!

ショベルカーやブルドーザー、ヘリコプター、沢山の乗り物と数え切れないほどのこびとたちが公園に出動していきます。

仔猫ちゃんは用水路から出られなくなっているようです。こびとたちはどうやって助けるのでしょう。

読んでみました

3才になったばかりの次男が、久しぶりに絵本にハマりまして、ブログにアップしようと思った次第です。

文はほぼ見開き1ページに一言です。

「さあ、しごとだ」や「これはたいへん」など言葉もやさしいので、わかりやすいと思います。

それではさっさと読み終わってしまうのでは?と疑問に思うかもしれませんが、絵の書き込みがすごいです。(* ̄∇ ̄*)

毎ページ毎ページ、こびとは何匹、いや何人いるのでしょう?!全員数えるのは至難の技です。
しかもそれぞれが個性のある動きで、文にはないストーリー性を感じさせてくれます。

「あのこびとはは誰かに合図を出してるけど、あのこびとかな?」

「あ、疲れて寝ちゃってるこびとがいる!」

などなど、1ページだけでじっくり見たら、とてつもなく時間がかかります。
でもそれが楽しいんですよね。

我が家の子どもたちは、こういう細かい書き込みが大好き💕

さらにはこびとたちの操縦する乗り物の多種多様さ!

ヘリコプターからバスやらショベルカーやらダンプカーやら、ぞろぞろと出てくる出てくる 笑。

何がすごいって、それらの乗り物がちゃんと役割を持って動いてるんですよ。

クレーン車で仔猫ちゃんを吊り上げたり、高所作業車で仔猫わ捜索したり、ヘリコプターで仔猫ちゃんが濡れないように傘をさしてあげたり。

子ども大興奮です(特に次男) 笑。

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さらにさらにで、よく見ると、これまた大好きな虫さんもいます。バッタやらてんとう虫やら。
こびと目線なので大きくて、ちょっとリアルです(>.<)

これにも子ども大ウケで(また特に次男 笑)、草むらのシーンでは「ウォーリー」(なつかしい)のように虫さんを探してました。

仔猫ちゃんは無事助けられ、こびとたちに濡れたからだを拭いてもらったり、ミルクをもらったり、子守唄の演奏をしてもらったりで(盛り沢山だなf(^_^;)
すやすや気持ちよさそうに寝てしまいます。

仔猫ちゃんが寝ているシーンでは、こびとたちもリラックスした様子で、一緒に寝たり、おしゃべりしたり、仔猫ちゃん眺めたりと、思い思いに過ごしています。
なにやらこびとたちのオフショットを見ているようで、心が和みます。

やがて雨があがり、虹がかかります。

それをみんなで眺めるシーンが見開きいっぱいに描かれているのですが、読んでるほうも晴々とした心地よい気分になります。
小さなチョウチョも飛んでいて、花壇のお花もきれいです。

こびとたちも仔猫ちゃん探しがんばったし、仔猫ちゃんも冷たい用水路の水の中で耐えてたわけだし、みんなへのご褒美といった感じでしょうね。

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虹のご褒美。
この発想がステキだな、と思いました。

こびとや乗り物などの書き込みの多種多様さで子どもを惹き付けつつも、実はお話としてしっとりとした心温まる部分もありで、次男が何回も読み聞かせ絵本に選ぶのもわからないでもないな、と思いました。

木になるところ

今回は、本作で3才の次男にウケたであろうポイントをまとめておこうと思います。

①こびとに釘付け。
それぞれ個性あり、こびと同士のやりとりがユニークであったり、1ページ1ページ追い出したらキリがない。

②乗り物いっぱい。
自動車から重機からヘリコプターから、とにかく沢山の乗り物が出てくる。しかもそれぞれ特性を生かして働いている。描写が緻密。

③虫さん。
数は多くないが、ちょいちょい隠れキャラのように存在する。リアル。

④ネコがかわいい。
実は仔猫ちゃん、かなりかわいい。猫じゃらしでたわむれてるところなんか、目を細めて見てしまう。

⑤文が短い。
絵に対して控え目に短いながらも、状況をわかりやすく伝えてくれ、さらにお話を盛り上げてくれる。

以上でしょうか。

こうやって並べてみると、次男の好きそうなところがいっぱいだな、とおもしろく感じました。

すてきな絵本に出会えて良かったな、と改めて思います。


この広い世界のどこかで、こんな風にこびとたちが暮らしていて、私たちを助けてくれているのかもしれない。そうかんがえると、いろんな所の片隅がちらちら気になってきました。こびといないかな、と 。

あ、ほらそこに…笑。