絵本のなる木

2児(両方男の子)の父が、毎晩の絵本読み聞かせを通して、おすすめ絵本を紹介していきます♪お楽しみに☆

子どもが恐竜ブームなので…「ヴェロキラプトル」

 図鑑のようで、物語でもあり、子ども5才と3才でも楽しめました。

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ヴェロキラプトル―はねのある小さな肉食恐竜

ヴェロキラプトル―はねのある小さな肉食恐竜

 

初めて読み聞かせした子どもの年齢

長男…5才11ヶ月
次男…3才3ヶ月

作者紹介

文の平山廉さんは古生物学者です。現在は早稲田大学の教授をされているようです。子ども向けの本では「だれかに話したくなる恐竜の話」などがあります。

絵の小田隆さんは、古生物復元画家であり、イラストレーターでもあります。
小学館図鑑NEOの恐竜版の絵も一部担当されています。

賞など

あらすじ

時は7500万年前のモンゴル。一頭のヴェロキラプトルが登場します。
オスとメスが出会い、巣作りをして子育てをします。やがて、子どもは巣を離れ…。

読んでみました

長男の恐竜ブームがなかなか終わらず、かれこれ2年くらいになると思います。

小学館図鑑NEOの恐竜も大好きですし、ジュラシックワールドもビデオで何回観たかわかりません。

最近はNHKスペシャル「恐竜超世界」にもはまっております。

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3才の次男もおまけのようにブームになっておりまして、わが家はおもちゃから洋服やら、かなり恐竜に侵食されている次第です。

自然、絵本も「恐竜もの」が多くなるもころですが、意外と少ない恐竜絵本。

いや、なくはないのですが、ウチの子どもたちが求めているのは、リアルな恐竜。そうなると、図鑑ぽいものになってしまうんですね。

しかし、幼児に図鑑はなかなか難しい。
図鑑のリアルさを保ちつつ、絵本的な要素をもった作品…と、見つけました!本作です!f(^_^)

小田隆さんの絵は、さすが、小学館図鑑NEOでも描かれているだけあって、緻密でリアルです。

綴じ込みでヴェロキラプトル夫婦が枝から恐竜たちを眺めるページがありますが、迫力があって見応えがありますね。

また、ラストのヴェロキラプトルの夜の旅立ちのシーンも神秘的で物語的なところがいいな、と思いました。

平山廉さんの文は淡々とした感じですが、それが恐竜のシビアな世界によく合っていると思います。
捕食シーンも絵がリアルなので、変にやわらかい文よりも、このぐらいのカタさがより自然な感じがします。

オスとメスの出会いから、産卵、孵化、子育てを経て、巣立ち、と辿るストーリー展開。

平凡と言えば平凡そのものですが、それが他ならぬ恐竜であると、まるで話が違ってきますね。

しかも、恐竜の中でも「ジュラシックワールド」ですっかり子どもたちにお馴染みになった、ヴェロキラプトルさんの生態なので、ウチの子どもたちは興味津々なようでした。

最近のわが家の読み聞かせ絵本にリピートされまくりです 笑。

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木になるところ(おすすめポイント)

 最後に「ヴェロキラプトル」のおすすめポイントです。


🌕物語調で恐竜の世界を楽しめる

    リアルで迫力ある恐竜の、生命の営みを、一つの物語として堪能することができます。


🌕読み聞かせ絵本

    こういった類いの本としては珍しく、お話として成立しています。長いお話ではないので、読み聞かせ絵本として3才の次男でも楽しめました。


🌕解説ページ

    後半に、これまでのお話ページごとの解説が用意されています。物語では語りきれなかった部分を知ることができ、一冊で二度おいしいおトク感があります。


以上でしょうか。


単なる図鑑でも、単なる絵本でもない、それでいて子どもと一緒にも読める、稀有な作品だと思います。オススメですよ☆☆☆