絵本のなる木

2児(両方男の子)の父が、毎晩の絵本読み聞かせを通して、おすすめ絵本を紹介していきます♪お楽しみに☆

往年の名作「三びきのやぎのがらがらどん」

 誰もが知っている名作ですね。

今回は「がらがらどん」のもつ魅力に迫ってみようと思います。

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三びきのやぎのがらがらどん (世界傑作絵本シリーズ)

三びきのやぎのがらがらどん (世界傑作絵本シリーズ)

 

初めて読み聞かせした子どもの年齢

長男…3才
次男…2才

作者紹介

絵を描かれたマーシャ・ブラウンさんは、アメリカの絵本作家です。
他に「シンデレラ」や「ちいさなヒッポ」などの作品があります。作品によって、画風がガラリと変わるのが特徴的です。
訳者のせたていじさんは以前にも当ブログで紹介させていただきました。児童文学作家の大御所ですね。翻訳された本に「ナルニア国物語」「指輪物語」(ロード・オブ・ザ・リングですね)などがあります。

賞など

あらすじ

三びきのやぎの「がらがらどん」は、山の草場へ行くことにしました。しかし、山へつながる吊り橋には、恐ろしいトロルが住んでいて…。

読んでみました

誰もが一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
「三びきのやぎのがらがらどん」

初版は1965年となっておりますので、かなり昔からある絵本ですね。(なにせ前回の東京オリンピックが1964年(*_*))

しかし、ちゃんと読んだことがない方もいらっしゃるかと思いますので、ざっくりとした内容をおさらいしてみましょう。

①三びきのやぎのがらがらどんが、お腹いっぱい草を食べようと、山へ行く。
(やぎのサイズは大、中、小)

②山へつながる吊り橋には、恐ろしいトロルが住んでいる。

③まず一番小さいやぎが吊り橋を渡る。
トロル→くっちまうぞー!
小やぎ→次に来るやぎのほうが大きくておいしいですよ。
トロル→それならとっとと行っちまえ!
(中やぎも同様のやりとり)

④大やぎ登場。いよいよ大やぎとトロルが決闘!

⑤大やぎの類いまれな戦闘力にて、トロルは木っ端みじんになり谷底へ。

⑥三びきのやぎのがらがらどん、山で草をたらふく食べる。
   チョキン、パチン、ストン。話はこれでおしまい。

以上のような内容になっております。

では、何が魅力なのか、挙げてみましょう。

🌕やぎがだんだん大きくなる
途中のストーリー展開は繰り返しなんですよね。
ただ、やぎがだんだん大きくなっていく。
子どもの好きな「繰り返し」をしながらも、やぎが大きくなっていく変化。
このあたりが、わかりやすくておもしろいのではないでしょうか。

🌕吊り橋
谷にかかる吊り橋という場面設定も味があっていいですね。やぎの歩く音の演出に一役買っています。
個人的には、不安定な吊り橋に潜む恐怖を、トロルとして表現しているのかな、と思ったりもしました。

🌕トロル

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巨大で不気味な存在、トロル。
ウチの子どもたちは、初めて読み聞かせしたころはなかなかびびっておりました 笑。
小さいやぎから食べればいいのに、「とっとといってしまえー」と見逃してくれるおマヌケなところも、愛嬌があって憎めない存在ですね
(*´ω`*)
 
🌕大やぎ
「おれだ!」
の登場がかっこ良すぎる、一番大きいやぎのがらがらどん。
個人的には「でんがくざし」の脅し文句も好きです 笑。
(ちなみに「でんがくざし」とは田楽刺しと書きます。串刺しのことですね☆)

🌕大やぎVSトロル
いよいよ決闘か、と息を呑む展開ですが、大やぎの強さに恐れおののきますね。ちょっとトロルがかわいそうなくらい。。。

と、こんな感じでしょうか。

私が保育士の養成校時代に実習した保育園の近くには、吊り橋のある公園がありました。

子どもたちがその吊り橋で、先生とよく「がらがらどん」のごっこ遊びをしていたのを思い出します。

そうやって、子どもたちの遊びの中でも生き続ける絵本。

それが、長きに渡って読み続けられる名作の由縁なのでしょうね。

木になるところ(小ネタ)

さて、今回は「三びきのやぎのがらがらどん」のちょっとした小ネタを載せておこうと思います。

🌕「がらがらどん」とは
    謎の響きをもつ「がらがらどん」
    原題を訳者が意訳したもののようです。
つまるところ、せたていじさんのセンスということですね。
いやぁ、素晴らしいの一言です。
ちなみに英題は「The Three Billy Goats Gruff」です。

🌕ジブリ映画「となりのトトロ」に登場
    エンディングにて、サツキとメイがお母さんに布団の中で読んでもらっている絵本、実は本作なんですよ。
そういえば、サツキとメイの会話に「トロル」って出てきたような気が…。

🌕チョキン、パチン、ストン
    謎の響きをもつ言葉で締め括られていますね。これは昔話によく使われる手法のようで、「お話はこれでおしまいですよ」と宣言する効果音のようなもののようです。
ちなみに英文ではSnip, snap, snout.となっています。
「がらがらどん」同様、やはりせたていじさんのセンスが光りますね。

と、いうわけで、

チョキン、パチン、ストン

今日はこれまで。笑

おつきあいくださり、ありがとうございました☆☆☆